やまねこ登山録~人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後~

仕事(ブラック)にもプライベート(独身ボッチ)にも負けず…登山素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記。まだ見ぬ絶景とネコを求めて、関西を中心にふらふらといろんな所へ行っています

一足早い紅葉狩り。隠れた名山、島根の三瓶山を登る。

 いや、本当にど次どこに行こうか悩んでて、ネットで検索して偶然みつけたこの三瓶山…島根県にある二百名山が一座です。

 神戸から深夜高速を飛ばし、シエン太を走らせること5時間。ついた時は真っ暗だったけど日が昇ると辺りの様子がわかる。なんと、こんなに広い駐車場が無料(でも、午前中早い時間にほぼ満車でしたが)登山口もすぐ近く。便利!

 で、こちらが本日登る山、三瓶山(まあ、最高峰、男三瓶はこの女三瓶の後ろにあってまだ見えてないのですが)道に見えてるのはリフトです。これに登れば見晴らしの良い展望台まで一瞬で行けます。しかし、さすがの早朝。まだ動いてないので歩いて最初のチェックポイントへ向かいます。

 

 

 そんなわけで、午前6時半リフト下の登山口を出発……。日の出から若干時間が経ってるのは、盛り上がっていた前日の日本シリーズのニュースをカーナビのテレビで見てから出発したから←阪神優勝おめでとう!!

 最初はこんな感じで平坦な上り坂…これは余裕!

 ↑後半痛い目を見るいつものフラグ

 ↑ようやく、四方を囲む山から日が差し込んできます。この日、11月なのにめっちゃ暑くなる予報が出てました。まあ、午前中はちょうどいい感じでしたよ。(午後の島根観光で死にかけました)

 まあ、最初はすいすい登ってたんですよ。

 リフトの上まで20分、次の女三瓶まで20分。この三瓶山は大昔に噴火してる小さな火山で、真ん中の火口部分を中心にぐるっと縦走できます。縦走といっても、一周4,5時間で行けるお手軽コース。これは余裕余裕← 

 

 おおっと……これが、主峰の男三瓶……、いや、コースタイムからこっから本番なのはわかってたけど、レベルが桁違いに上がりすぎじゃね……?でも、紅葉がきれい(^^♪

 って、ことで縦走開始。まずはこの男三瓶にとりついたのですが……

 鎖場……ってほどじゃないけどがっつりロープが張ってあって、両手使わないと登れない……。要するにただの崖。この山、登りも下りも大して変わらない、めっちゃきつい……。冗談抜きでめっちゃきつい。詐欺だ。女三瓶とレベルが桁違いではないか……。

 チキショー!!この程度で俺の登山が止まるものか!!と、わけがわからない言葉を発しながら、なんとかがけ登りを続ける。人が少ないから安心してチキショーチキショー叫んでたら、この縦走で2,3回人とすれ違いました←今日も絶好調ボッチ!

 

 そんなわけで、主峰、男三瓶山に到着。短いわりに超ハードな登山道。そんな山の景色は……

 頂上はススキの原……ふつくしい……

 それを超えて見える、中国山地の山々

 色づき最強!この標高では今が紅葉のハイシーズン!!

 北に仰ぐは日本海!この小さな山にいったいどれだけ見どころがあるというのだ……。

 しかも、まだ朝早いからか人がほとんどいない。本当に堪能できました。

そんなわけで、縦走は続く

 

 男三瓶を反対側から……。いや、書くと一瞬なんだけど、反対側も登りと一緒でほぼ崖……、転びまくり滑りまくり←危ないぞ、素人!!

 情けない下山でした。本当にちょっと、はしご鎖の修行やりなおさなあかんなあ……。まあ、こんな山に登りまくるしかないのだけど。

 次はこちらの子三瓶に上る。降りてきたのに登らなあかん、縦走特融の虚無感。

 まあ、男三瓶よりは登りやすかったけど、それでも滑りやすい箇所が多く苦労しました。

 しかし、景色の良い山だ。

 最終チェックポイント孫三瓶……本当はピークはあと2つくらいあった気がするがまあ、こんだけ回れば十分ね……。

 

 一周した箇所にある展望台

 三瓶山に別れを告げ降りてくると……

 

駐車場はもう観光客の車でいっぱい。正直、今回まで知らなかったけど、地元では人気の山のようです。

 実際、比較的手軽に来れて比較的短時間でぐるっと一周できるコース、何より展望の良さはかなり魅力的。しかも男三瓶のあの崖路は、アルプスの岩場に挑む前とかは普通にトレーニングになります。これは、春先にまた来ようかな?と思える素晴らしい秋登山ができました。

 

 帰りは……また、二日がかりで……

 

 出雲大社にお参りしたり、

 国宝松江城を見たりしました。

 いつもなら、これでもう一個日記を書けるのですが、ちょっと最近時間ないので、今日はこの辺で……