二度目の大汝…
さあ、遅れて来た旭さんも絶好調!
縦走を開始します
思えば四国の剣山で似たような事しましたが
ちゃんとした縦走は初めてなんすよね…
(いや、全山縦走は、あれ縦走じゃねーから…)
晴天に加えて、見事なる名峰の岩々…
もう、期待するなって方が無理だよな!
(↑テンションがうざい)
あれ?でも20人近くいた、ご来光登山の人たち、みんな一の越の方に戻って行っちゃった…
朝一縦走するのって俺だけ?
人が多いとウザいけど、一人になると急に不安になる
ボッチ特有なあれ
まあ、いいや。頑張ろうっと
いやー。もう、どっちを見ても絶景、絶景!
↑最初の関門、富士ノ折立…
えーっとこの岩壁を登って…
向う側は行き止まりだから降りてこなければいかんと………
パス!!
(↑今回は決断早い!
だって、これは無理だろう…近くまで行けばそうでもないのかもしれないけど、多分、クライミング並みの装備が要りそう
お、巻道あるやん。もう、こっちで充分やで
そして…
来た、天空の散歩道てきな縦走路
いや、結構、岩場ばっかで歩くの大変だったんで
正直うれしい!
向うから来る人は何人かいましたが…
ようやく来ましたよ。絶景一人占め!
気持ちいい……めっちゃ気持ちいい…
ちなみにこれ↑が、富士ノ折立からの下山道
振り返って撮りました
色んな顔の絶景に抱かれて…
縦走路は続く
いやー。飽きないなーって、あれ、今なんか、嫌なものが見えた……
あ、やっぱり……見間違いじゃなかった
別山へと登る急坂
あれはタフそうやな…
まあ、でもこの景色の中なら歩ける……多分…
あんまり坂の途中の厳しさを物語る写真が無かった…
とにかく、キツイ……ここまで岩場を乗り切ってきた足にこたえる
朝一で汗だく……
何度も足を止めながら、進む
もう、しんどいなー。嫌だなーと、思っていたこの時の私…
別山頂上に到着…ぜえぜえ……
だが私は……
この後……
この旅のハイライトに出会う
剱岳「ご来光が見れなかっただと?ばかやろう、俺がいるじゃねーか」
つ………剱岳ニキーー!!!!
圧倒的圧巻……
晴天を纏う剱岳
(山頂はこのさらに奥ですが
なんて山が存在するんだ
ご来光が見れなかったなんて、大した事じゃなかった
それを補って余りある、
霊山立山、絶景の数々
だが、それらを前座扱いしてしまう程の、この比類無き存在感
もう絶景と呼ぶには、あまりに絶景(←語彙力低い)
やばい……なんか、泣きそう……景色にこれだけ感動したのって
富士山で見たご来光以来……
勝手に一番の絶景イコールご来光とか思ってた自分を恥じる
たくさんの困難を乗り越え、地道な努力を積んで出会ったその山…
本当に言葉に出来ない感動が自分を襲った
富士山でご来光を見れたら、次の目標はどうすればいいのかと思ってた、富士登山の前
富士山のご来光を見て勝手に、アレ以上の感動はもう無いんじゃないかって、勝手に思ってた登山後の自分
あれから、一年とちょっと……
この山に会えたのは本当に良かった
世界には、アレに負けない……いや、この剣にさえ負けない山が、まだまだたくさんある
絶対にある
そして、地道に努力を積んでいれば、
絶対にそれらに、会う事が出来る
それをこの山が確かに約束してくれていた
今までの道とこれからの道が一度に開ける……
今まで登るのが難しい山ってだけで、どこか距離を置いていた、この山が、俺、一番の憧れの山に変わった瞬間だった……
さて、今回のポエム終了…
しかしもう、本当にこのまま、登りに行きたいくらいの気持ちでしたよ。剱岳
登ったら確実に命を落としていましたが
「この山、最高っすねー!!」
と、普段のコミュ障もどこへやら
盛り上がって写真を撮りあて別れる
アレですね。男が好きなもの的な盛り上がりですね……
あと、この日この場所この時刻にこの景色を見たっていう一体感的な…
さて、あとは下山の話でまとめます
最後にもう少し剱岳をどうぞ