はい。そんなわけで、最高の天気のもと、白山に上ってきましたー。
↑結論早くね?
いや、もう白山には一回登ってます。今回、スケジュールの都合で急遽登山することになって、新しい登山スケジュール考えるのめんどく臭いので前に行った登山にしようと思った次第。
今回のテーマは「リベンジ~忘れ物をとりに…~」です。
↑なんや、その安い映画みたいなタイトル?
↓白山登山については、以下の前回 の日記をご参考に
①天気について。
上の日記を見てわかる通り、前回は季節的に紅葉の時期で(結構終わりの方だけど)よかったんだけど、肝心の天気が良くなかったのです。しかし、今回はこの通り。
もう、最高の天候でした。実は前日に駐車場に着いた時は、夕立が降っててこれはタイミング外したか?と、思ってたのですが、ついてみればどんぴしゃり。素晴らしい景色を堪能できました。
さすが、今回は梅雨明けにタイミングを絞っただけの事はあります。
梅雨明けと言えば…
②夏山登山
実は、夏山登山。今回初めてだったような気がする。いや、富士山には登ったのですが、富士山は、なんというか、植物がない山のなので…。
やっぱ暑いんですよ。すぐへばってしまうし、どうしても涼しい時期に計画してしまう。あの北岳に登った時だって季節を外したはずなのに暑かったから…。
夏山は……。
ちょっと、引いた位置からの写真だとわかりにくいですが、天空の湿原、弥陀ヶ原をはじめ、この登山道は多彩な興産植物の花畑を登っていくとても美しいコースなのです。暑いからと毛嫌いせず、登ってみるものですね。夏の伊吹山とかも綺麗らしい。
そして、夏山の楽しみといえば…
今回も前回同様、市ヶ瀬の登山口で車中泊しました。前回は少し天気が悪かったのですが、この日は夕立の後そらは晴れ上がり、空には満点の☆。そして天の川……。まあ、谷間の土地なんで見える範囲は狭いのですが深夜起きてぼんやりと空を眺めながら、一人茶をしばくのは最高でした(酒を飲みたかったのですが、さすがに次の日の登山を思うと…。)
で、次の日の登山の戦いといえば…。
③VS暑さ
これが、なかなか、今回厳しい戦いだった。
わかりますか?朝一の登山バスで登山口に到着。なんとか、日が高くなる前に弥陀ヶ原まで行ってしまおうと思ってたのに、山道で日光がさしてきたときの絶望。まあ、この山は鎖やはしご場はおろか、手を使うガケみたいな道もないので、他のこのクラスの標高の山に比べるとかなり楽なのですが、その分、道が長い…。なんとか、山頂に到着するまでは、気温が低かったのですが、この後…下山がとにかく地獄。容赦なく照り付ける太陽に汗だくになりながら、命からがら下山
冗談抜きで、雨が降ってた奥穂高よりも、水を途中で飲みつくした北岳よりも、なんなら六甲全山縦走よりも、どの山行よりも今回はしんどかった。
実はしんどかったのは、それだけじゃなく…
④VS標高
これは前に行った時の写真ですが、この室堂付近。すでに標高が2500以上ある。富士山も、涸沢も比較的大丈夫だった私ですが(うそ。涸沢は一回、頭痛でヤバかった。)ここは、道が険しいせいか、かなり息苦しく、その後、気持ち悪くなる。今回も……。
朝はコンビニパンで過ごしたので、さすがに空腹に。何か食べないと意識が持たないと、持ってきた食料(やっぱりコンビニパン← )を食べようとしたら……。
気持ち悪くて食べられない。多分、高山病でしょう。なんとか、水で流し込んで、こらえましたが、登頂を終えてしばらく下るまで、かなり苦労しました。なんとか、症状は治まりました。
冷静に考えれば、最後に標高2500とか超えたのって、二年前にここに来たっきり…。年齢に従って体力落ちて(体重とか増えて)って以前にやばいくらい登山耐性がなくなっとるなこの体。
降りた直後に山頂が急に雲が登っていき、ガスっていました。タイミング的には良い高山病でした。
↑よい高山病ってなに?
しかし、子供を何十人もつれた先生が、今日は室堂に泊まるんですとか言って、昼過ぎごろから登山してましたが……。子供が高山病になったら、どうやって下山するんだろう?あの人達。少し気になった。
そんな事より自分。
暑さ対策、体力対策、標高対策…すべてを乗り越えないと、次の登山は大変そうだ。もとより、今年の高山登山にむけた練習で来た山登り。また、一から鍛えなおして、もう一回くらい……できれば二回。今年は本格登山行きたいです。
↑あれ?リベンジうんぬんの話は?
忘れてました。
白山の霊験あらたかな神水……。これを兄上に飲んでいただきたく……
「飲めー!!お前が飲めー!!」
↑あ、ああ、麒麟が来るの……信長が弟殺すやつ?
せっかく白山に来たのに、これを前登った時、やり忘れたのが前の登山の一番の失敗で……。
↑…(哀れみの視線)