あんまり綺麗な写真じゃないけど遠目から撮った写真がこれしかなかった。
はい。そんなわけで、せっかく自分の車を転がして滋賀県まで来たので帰りはどっかに寄ろうかなって思って、急遽彦根城を見に行く事にしました。
本当に急遽…。伊吹山に行こうと真夜中の名神を走ってる時に決めました。
やっぱり城プロやってる殿のはしくれですから。
城プロ3名城の一角、ひこにゃんは押えとかないと。
2分ではじめるシリーズ 御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~
- 作者: DMM GAMES
- 出版社/メーカー: アプリスタイル
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 単行本
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↑しらんがな
せっかく天気もいいしね。
お昼過ぎには着きました。
駐車場は入り口に近い所から埋まっていくみたいで結構遠くの駐車場に駐車するハメになりました。しかし、その駐車場はまだまだ余裕がありましたね。まあ、桜や紅葉のシーズンなら、もっと人が来るかもしれませんが連休初日にこのくらいなら駐車場の余裕はたっぷりありそうですね。
料金は一律1000円。少し遠くなりますが、コインパーキングなら周囲に安く停められるところもあるそうです。
そして、入り口に向かっている途中にある文字、翌日11月3日はお昼にお城まつりのパレードがあるから駐車場は使えないそう…。この日に来ておいて良かった。
やけに大きなアヒルがいると思ったら、こいつ白鳥か。
地味に生で見るの初めてか?思ったより首が太くてグロい←白鳥に謝れ
テレビで日本100名城ランキングとかやれば、絶対トップ10に入るまさに名城中の名城ですな。
徳川家康率いる徳川四天王の一人、井伊直正が関ケ原の戦いの武功により賜った彦根の地に天下普請で作られた……ってまあ、説明は不要なほどのお城。
で、我らが城プロでは…←いや、その説明いらん
最高レアであるにも関わらず、ストーリーモードを進める事で手に入る3名城交換チケットで手に入れることが出来る、強力な戦力です。
金亀山に建てられている為、金亀城「こんきじょう」の異名もあって、城プロでも彦根城の妹、高レアの城娘として実装されています。病弱キャラのひこにゃんに対してこっちは元気な子なので、すこにゃんと呼ばれてます。俺、こっちは持ってないんですよね。この訪問を期にウチに来てくれないものか……
↑何の話やー!!
はい……
表門付近…。この石垣はもしや……
出た。野面積み。自然に存在する石をそのまま積み上げる。初期の城づくりで用いられた石垣。
拾ってきた石をそのまま積む…って書くとなんか字面が手抜きっぽいのですが、これだけ不規則な形の石を使い巨大な城を支える石垣を作るのだから大変な技術ですな。
この辺でテンション上がるかどうかが、歴史好きかそうでないかの分かれ目。
まあ、別に俺も歴史好きってわけでは無いのですがね。
↑アニメヲタだからな。
お城には800円で入れますが、お庭とか博物館とかセットで入ると1200円になります。まあ、どうでも良いですがね。せっかくだから、全部入れるチケットを買って、まず本丸へと向かいます。
あ、あんなところに猫が…
あ、これ城プロのひこにゃんの計略使う時のセリフで←黙れ
やっぱりいたな。ものほんのひこにゃん。本日のひこにゃんってなんだよ。しかもちょうど時間…でも、このなんちゃらスクエアって場所が解らんのでパス。
なんか、何代目かの彦根城の城主が白いネコに招かれて、雷に打たれずに済んだ…とかの伝説になぞらえて、白いネコなんでしたっけ?それは関係ないのか?
城プロの方ではひこにゃんは計略として招き猫トークンを置く事が出来ます。このトークンはコスト気を生成する重要な役割を持っているうえ、低コストで置けるので、敵の攻撃を引き受けるデコイとしても非常に優秀。この猫にピンチを助けられた殿がどれだけいる事か…
↑ええから、次にススメや
門を入って少し坂を上ると見えてくるこの橋…。ここから、コの字型に坂を上ってこの橋を渡って右の櫓に入るのが本丸へのルート。この橋の上から侵入した敵を攻撃できるし、いざとなったら、橋を落として侵入を防ぐ事も出来るのです。
まあ、この手の仕掛けが使われた事は無いでしょうが…
どうでも良いのですが、この辺りまで来ると、伊吹山の登り降りでパンパンになった足がさらに限界を超えてがくがくになってました。
城の見物に来てるお年寄りたちにも追い越されていく始末…←弱
で、この櫓ってのが…
天秤櫓です。形が天秤の形してるからですね。
城プロでも彦根城のイメージ施設として実装されてます。
あ、城娘はお城が擬人化された存在ですので、装備品は櫓とか石垣とか…の施設…なわけですわ。どうでもいいのですが←本当だよ
中も公開されてたんで入ってみます。
この辺で興奮するかどうかが、歴史好きかどうか…
は、どうでも良いとして、この天秤櫓の中で見つけてしまいました。
この窓の横にしっかり説明書きが書いてました。手前に見えるあの山…。
↑いや、城詳しくない人、マジでしらんぞ。
いや、かの石田三成の居城ですよ!
何を隠そう、彦根城って、彦根の地に残ってる三成…ひいては豊臣の偉功の象徴たる名城佐和山城の存在を消すために天下普請の上、これだけの名城を作ったのですよね。井伊家の殿様は。
近くにあるでしょうとは思ってましたががまさか、こんな目の前にあったとは…
城プロでは私、佐和山城は序盤で手に入れてた上、最初にクリアした武神が石田三成なんですよ。いや、武神ですよ。人を襲う謎の異形集団「兜」が過去に存在した武将の魂を器に生み出した人を襲う怪物、巨大兜。それらをさらに強化して武神となるのですが、一度武神化した魂は爆発的な力と引き換えに長く生きられなくなるうえ、二度と兜としても復活させる事は出来なくなるという諸刃の剣なのですよ。武神化した石田三成も仇敵である殿と最後の決着をつけるべく攻撃をしかけてきます。で、佐和山城も複雑な思いを胸に…
↑ねえ、その話、長い?
「佐和山城…今は亡き主より賜った…この手で丹精を込め改修し…民が息災に…民が誇れるようにと…その果てに完成した我が居城。お前に討たれるのであれば諦めもつく…」
↑おい、何かはじまったぞ
(セリフは記憶だけ辿ったんで適当です)
「そんな顔をするな…人ですらなくなった我が身の始末をつけてくれたのだ。…武働き…大儀であった…」
佐吉いぃぃぃ!!
やべえ、なんか涙出てきた。そうそう、クリアした時とかも生前の三成の事と重なってちょっと泣けたんだよな。三成の真武神実装が待たれる。
(この日、彦根城を訪れた者は、天秤櫓の横で涙する謎のおっさんを見たという…)
←突っ込みがおいつかんな。もう。
と、まあ、こんな厨二妄想に浸れるのもお城めぐりの良い所…
↑お前だけや。
そんな訳で彦根城本丸。ちゃんと中まで入れる。素晴らしい
↑いや、もう佐和山城の話になっとったし
ほんと、この勢いで佐和山城行きたかったのですが、伊吹山でほぼ体力を使い果たしてて、ここまで来るのもホントしんどくて…←
伊吹山もしっかり見えました。数時間前まであの上におったんやなー。
そんな訳で残りのお城と、城プロにも登場する、美しい庭園。玄宮園、楽々園、そして博物館で茶室とか見て退散。(最後謎のひこにゃん)
紅葉までもう少しだったからか、そんなに人も多く無く(天守の中は渋滞してましたが)適度に妄想もできて(←適度?)快適で楽しい城廻でした。
帰りに何か美味い物ないかと駅前に行ってみたら、なんか店とか全然なくって…そのまま何も食べずに帰ったのですが、帰りの車の中で別の方角に城下町的な商店街があることに気付き、悔しい思いをしました。やっぱ、急に企画した旅はロクな事が無いものですな。はい。
妄想日記…じゃなくて、秋の琵琶湖周遊記 完