やまねこ登山録~人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後~

仕事(ブラック)にもプライベート(独身ボッチ)にも負けず…登山素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記。まだ見ぬ絶景とネコを求めて、関西を中心にふらふらといろんな所へ行っています

くじゅう連山 登山記2 九州上陸。ふらふらになりながら、大分県をぶらつく

〇時間はあるんだけど…

 

 なんとか、ついた。そして朝が開けると思ったより道がすいてる。ものの1,2時間もあれば、くじゅうの登山口へたどり着くだろう。と、いうわけで少し大分県をドライブすることにした。とはいえ、さすがに、夜通し車を運転していたうえに、二時間しかねていない。さすがにふらふら……。

まずは、ここ。青空に映える、風光明媚な海の町…。

そう、ここは……。

 

 

 

 やってきました。日出城です!!

 

 ………??。いや、日出城ですよ。さあ、皆さん、声に出してさんはい!!

 ↑のりがうざい。

正解は日出城です。

↑いや、言え。っていうか、どこそれ?


 はい。あんまメジャーじゃないですね。

出た。城プロのこの人。

槌という、前衛職でありなんと計略で5体足止めでカウンターがつくという、攻守に突出した、武神島津の切り札……

↑はい。オタク解説はそこまで。

 

まあ、そんなこんなで、いつもの、城プロ聖地巡礼です。

 

 はい。終了。

 

 ↑早い!

 いや、だって城郭はすでに無くて、石垣の上は、小学校なんです。おっさんがウロつくのはさすがにNG。ひとしきり城跡を楽しんで景色を見たら、もう次の土地へ向かいます。本当に別府湾が綺麗で海を挟んでみる別府の町と山がほんとうに綺麗でよい御城なんです。細川ガラシャの旦那さんが作った…まあ、歴史はあまり詳しくないので…。

↑っていうか、九州って言ったら、他にも、いい城いっぱい……

 

 

 

 

 

 そして、次に来たのは……。

↑おい、九州の他の城は?

 

 

 湯布院方面に移動して、4年前に上った由布岳を見ます。めっちゃきれい!

 四年前は雨の中登ったんだよなあ。本当に今日ここで登った方がよかった。

 ↑いや、徹夜明けの今あの山に登るのは危険や。

 せっかくなので、500円の有料駐車場に車を止め、散歩と休憩。

 青い高原が見事!そして、車の窓をあけ、そよ風に吹かれていると思わず眠ってしまうよい気候!

 ↑それ、寝不足なだけじゃね?

 

 くじゅう連山まで、このやまなみハイウエイを走るのですが、青空の下この高原の中を突っ切るのは本当に最高でした。バイカーの聖地みたいですね。集団バイカーをたくさん見ました。

 しかし、朝6時前から動き出してるだけあって、まだ時間は昼前。実はやまなみハイウェイに入る前にもう少し城とか回ろうと思ってたのですが、想像以上に疲労がひどく、道に大きく外れたところとか人が多そうなところに行く体力が……。

↑…

 

 まあ、そんな事になっても、自由にスケジュールを変えられるのが車旅の良いところ。そんなわけで…

 

 見えてきました。これが今回の旅の目的地。くじゅう連山です。長者原(ちょうじゃばる)というだだっ広い高原に、くじゅうの山々が、どーんとそびえる様はなかなか圧巻です。そして、400台も駐車できる巨大な駐車場があり(それでも満車で車停めるのに時間かかりました。)、ここにも登山口があり、坊ガツルという湿原を通って各山の頂上へアプローチすることも可能です。4年前はこの坊ガツルでテン泊しようと思ってたのですが雨で…という話は前にもしました。今回は、ここからさらに山に入ったところにある、牧ノ戸峠という登山口からくじゅうにアプローチすべる予定。

 この辺りもタデ湿原という湿原で木道の中を散歩できたりします…。とか、言ってるうちに、天気が悪くなってきた。天気予報を聞く限り、次の日にかけてだんだん雲が多くなり、大分県は一部で雨が降るらしい…。雨ならあきらめはつく。降らないなら少しでも良い天気ならいいんだけどなあ。

 

 少し遅めに昼飯を食べる。大分と言えばとり天だろう。っていうか、他にだんご汁くらいしかなかったのが理由だが、まあ、これならうまくないわけがない。うまい。実際、この旅でできた唯一の食事らしい食事…←いや、コンビニめしだっておいしいよ!

 

 そんなこんなで、長者原大自然でも散歩と昼寝……。贅沢に時間を使いながら……

 

 

 牧ノ戸峠に到着。ここも200台くらい止められる大きな登山ポイント。売店とかある。でも、長者原よりも登山に便利だから、朝早く来ないと、すぐに満車になるそう。車中泊してもオッケー。電気は消えちゃうけどトイレも24時間つかっていいそうで…。

 

 そんなわけで、次の日の天気が持つことをいのりつつ。シエン太とともに夜を超すことにした。しかし……

 

 

 つづく。