やまねこ登山録~人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後~

仕事(ブラック)にもプライベート(独身ボッチ)にも負けず…登山素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記。まだ見ぬ絶景とネコを求めて、関西を中心にふらふらといろんな所へ行っています

南アルプス縦走記 第2章 北岳につく前のあれこれ

北岳

山梨県にある、標高3193m、南アルプスの主峰。

富士山に次ぐ日本の標高第2位の高山。

夏は高山植物が咲き乱れ、富士山を仰ぎ見る事が出来る稜線は絶景。

 

 

しかしその登山道は長く急峻の上級者向けコース。

百名山きっての難コースは、多くの登山者の憧れの山となっている。

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午前4時半、甲府駅にて広河原行きのバスに乗る。

そう、私は確かに北岳の登山道へ向かっている。

 

 

この山の存在を知ったのは、忘れもしない

ヤマノススメ第何話かで、みんなで富士山の見える山を探しているシーンで、

ココナさんが行きたがったけど、上級者向けだけらやめとこうってなったシーン。

あの時はまだ、登山趣味なんて持ってなかったから聞き流していたが、確かニコ動なんかで見ててコメントに「北はアカン…」みたいな、登山家ニキ達からのコメントがいっぱいあったんだった。

↑おいアニヲタ…

 

 

登山を始めてからも、それが頭に残っていたのかずっとレベルの高い山っていう印象があった。

 

4時半のバス停には、たくさんの人が並んでいた。しかし、平日のせいかこのハイシーズン真っただ中にあって、大山の時くらい人数だった。道の悪い林道を2時間ぐらいバスに乗らないといけないので、全員座れるようにしてくれるみたい。

この日はバスが2台。

 

みんなすごい登山家なんだろうな…とか思っていたが、お年寄りに若い女の子に様々な人がいた。まあ、同じバスで行ける、鳳凰三山や、仙丈ケ岳ならまだ求められる登山レベルは少ないの……か?

なんか、そっちにすれば良かったと…

 

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途中の休憩場所から山を見てみる。

ええ天気やな…

 

でも、いつもみたいに早々テンションは、なかなか上がらない

なんせ、今からかの北岳に登ろうとしている。それも、本来二日かけて登ろうとしていた道を、一日で…

しかし、登山は登山で楽しみたいしな…。

 

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夜叉神峠に到着ー

ここからは、マイカー規制。許可車両しか通れない南アルプス林道に入ります

 

 

そうですね。

リンちゃん が、高ボッチ行くときに、ショートカットしようとしたけど通行止めだったまさにあの場所…←北岳に来てもアニメネタを緩める気無し

 

写真は撮れなかったけど、お茶のお姉さんと出会った東屋もちゃんとありましたよ。

ここまでは車で来られるわけか。

道に沿って駐車スペースが一杯ある。いつか鳳凰三山来る時は、マイカーやな。(車で遠出するのはボッチには厳しいのですがね)

 

 

 そうこうしているうちに…

 

 

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 バスは広河原インフォメーションセンターに到着。

さすがに、この時間は空気がひんやりとしている。

仙丈ケ岳甲斐駒ヶ岳に行く人はさらに、ここからバスを乗り継ぎ、北沢峠というところまで行くらしい。

 

しかし、りんちゃんはここを原付で抜けようとしていたんやなあ…

イカー規制されてて良かった。ホントに。

 

 

時間は6時半…眠いぜ…

2階に登山届を出せる場所があるので、しっかりと日程を書き込みそして…

 

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いよいよ登山ゲートに。

何度も書くが、今回は本当に登山が出来る喜びと山への恐怖が半々

油断はできない

しっかりと気を引き締めて…

いよいよ、山道へと私は歩を進めた。

 

長くなったんで一回終了

そう俺は学んだ

アニヲタの呪縛からは北岳に来ても逃れる事は出来ないと…

↑そろそろ登山から何か学ばね?

 

つづく