3.絶望と仲直りする
全山縦走名物、菊水山の登り。その入り口付近
今日は人が多かったので、この写真は前回撮ったヤツ
急な階段と坂が延々と続くこの道
別名、縦走者殺し(←俺が名付けた
最初に経験したのは、去年の7月
見事に洗礼を受けました
登り切った後、
え?まだ全山縦走の3分の1も行ってないの?ここ?って感じの絶望
以来、このコースを歩くたびにずっと、苦しめられてきました
以前、途中撤退した時も、ここは本当につらかったな
特に、ここ一か月ちょっとは縦走の練習にと
随分、歩いてきたような気がします
今日はキッチリ、決着をつけさせてもらいましょう……
(↑だから何の決着だ?
しかし………
渋 滞!!!
orz……
またかよ………
考えてみれば
菊水山の頂上は、縦走大会では一つ目のチェックポイント
どうしても人の流れが集中してしまう
加えて、あの急坂でみんな、足も遅くなる
当然と言えば、当然か
ノロノロと歩きながら登っていると……
いつの間にか、頂上へ
そして、ふと気づく
あれ?あんまり辛くない
いつも、フラフラして倒れ込むように頂上で座り込むのに
これは……渋滞でノロノロと歩いたせい?
急がずに歩けば、この急坂もそんなに辛くなかったってこと?
いつも、タイムを気にしたり、一気に登り切ってやろうとか
誰も得しない事ばっかり気にして登っていたから辛かったのか……
もっと、いつも穏やかな心でのんびり登っていれば……
これが「絶望と仲良くする」って奴か……(←直近に見たアニメネタ
菊水山「やっと気づきおったか」
俺「!!」
菊水山「心を常にそこに置き、しかと敵を見定めよ。恐怖の正体は、実は己のマブタだったりするものじゃよ」
俺「あ、あなたはまさか……」
菊水山(バサっ
↑何かを剥ぎ取る音
俺「(死んだはずの)師匠ーー!!」
師匠「そう、不死鳥は何度でも甦る」
天の声「ちゃんとオチ用意してるんだろうな?このネタ」
さて、もう何から突っ込んでいいのかわからない、早起きと疲労のテンションは置いておいて…
チェックポイントでハンコを貰うと
休憩もそこそこに出発(←たいして疲れなかったんで
さらば、菊水山
きっとまた会いにくるさ
4.折り返し地点にて
菊水山の下りでも若干渋滞
しかし、渋滞らしい渋滞はこれで最後だったりする
続く鍋蓋山の登り
ここも、いつも結構しんどいんですが
菊水山で出来た体力の貯金のおかげで
なんとか、歩けました
ただ、何気に、渋滞が解けてきた分
早足になり過ぎて、しんどくなったりはしました
そして……
紅葉がきれいな市ケ原へ到着
ちょうど12時過ぎくらいだったかな
6時間30分か……
あれ?先週とあんまりタイム変わら無くね?
渋滞のロス結構取り戻しちゃった?俺
天の声「ヒント・昼休憩まだ」
あ……っていうか、ヒントちゃうやん答えやん
いや、でも、一時30分以上ロスってたやん
先週、昼休憩30分もしてないし……
天の声「ヒント・高取山でお参り」
あ……っていうか、ヒントちゃうやん答えやん
せやった、先週は、色々より道しながら歩いたんや
この晴天は、俺のおかげですぜ、縦走参加者の皆さん(←うぬぼれも甚だしい
まあ、なんにせよ、これで折り返しですわ
この後に続くのは……
摩耶山の登り……orz
角度は菊水山よりは緩いものの
全山縦走中、最長にして高低差も最大の上り坂
早く歩いても1時間半くらい摩耶山上の掬星台までかかります
足が元気な状態ならな
毎回思います
高取山の登り降り
菊水山の登り降り
鍋蓋山の登り降り
そして摩耶山への登り
頭おかしいんじゃねーの?って思うこの4連コンボ
終わってもまだ全山縦走は半分ちょっと
しかーし!
菊水山を克服した俺
まだ、体力は充分
時間は12時ですが、昼休憩は掬星台でまとめてとってしまおう
今の俺なら、摩耶山も余裕だぜ!
(一級フラグ建築士
と本日2本目のアミノバイタルを摂取!
悠々と歩を天狗道へと進めたのだった
つづく