いやー。晴れましたね
出発地点から少し行った所にある
布引貯水池
そんなわけで、今日は先週に引き続き
縦走路を歩く事にしました。
東半分ですよ
まあ、舗装路は多いし、あんまり景観が開けている所も少ないし
結構地味なコースになってしまうんですが
とりあえず、タイムを計っておこうってことで…
そんなわけで、午前7時過ぎ…
新神戸駅裏の公園でストレッチを始める
今日は、タイム計るからね…あんまりゆっくり…
わーい。猫だー。遊んで、遊んでー(←おっさんです
そんなわけで、出発は7時半(←おい
猫「いってらっしゃい
滝を経て…
猫を見て…(この奥に二匹
摩耶山の急登を越えて
猫を見る
いや、猫ばっかりやないかーい!
いや、天気は良かったのですが、御覧のとおり、若干ガスってて
晴れてるわりにもう一つな展望(←贅沢言うな
もう、猫ぐらいしか撮る物が無くって(←タイムアタックは?
うーむ。しかしすでに足の疲労がヤバイ…
これ、前回の西半分歩いた後にこコースだろ…
ガチできついよな。全山縦走
摩耶山から小一時間歩いた所にある宝塚まで19キロの看板
もう、絶望しかねえ…
でも、この辺まで来ると、道の起伏もだいぶ落ち着く
(↑起伏が無くなるとは言ってない。登りも下りもまだまだある
ガーデンテラス
あまり良い思い出が無いので、さっさと通過
一軒茶屋横で昼食を食べる
だいぶガスが晴れて来たから、最高峰にも行きたかったんだけどな…
今日はアレだから。タイムアタックだから。泣く泣く我慢
猫「せやな
そして…
この標識を過ぎると
宝塚まで、ノンストップの地味山道下りが始まる
本当に、いつも思う
地味で長くて暗くて、つらい…
時間にして、2時間。
いままでの山行に比べて、決して長いってわけじゃないんだけど…
とにかく、もくもくと地味な山道を歩いているとひたすら飽きてくる
人にもほとんど会わないしね
(最後の方で、散歩っぽい人が山道を逆走してきたりはする。一回すごい美人のお姉さんが、一人で何の装備ももたずに登ってきたのとすれ違って驚いた。何かのトレーニングだかシェイプアップだったのか
永遠にすら感じる体感時間からくる疲労がハンパ無い
うん。今日も、もう飽きた…
あーもう、疲れた……しんどい……
こういう時はアレだな。なんか、別の事考えてると
いつの間にか終わってるんだよな
えーっと…
↓以下、この段落、読み飛ばし可能
この手の不毛な作業を延々と繰り返す、的な事を長時間していると、私はいつも自分は何故こんな事をしているのだろう?っていう事を考えてしまう。この全山縦走のラストたる宝塚への長い下りも、例外ではない。ただ、すでに4回目になるこの道、私が考えるのは、なぜ、自分は登山しているのだろう?っという事である。「なぜ、山に登るのか?」さすがにこれだけ毎週登山をしていると、職場他至る処でこの質問を受ける。これに対し私は「まだ見ぬ絶景を見る為と、そこに至る為の訓練」と答えている。まあ、登山にさほど興味の無い人にはこれで充分説明は足りる。しかし、これはある程度登山に興味がある人、そして何より自分自身に対して納得の行く答えではない。景色を見る事は登山における重要なファクターである事は間違いない。しかし、それは例えるならラーメンにおけるチャーシューのように私は思う。チャーシューもまた、ラーメンを構成する重要なファクターである。ラーメンの最大の楽しみであるし、時にそれを食べたいが為に店を選ぶ。それが入ってないラーメンは味気ないし、ラーメンの定義を満たしているかどうかも疑問である。ちなみに私は天一のこってりが好きだが、食べた日に必ずお腹を壊すので、あまり食べられないというのが、最近の悩みだ。登山の話中に食べ物の話をしていると「山と食欲と私」が思い出される。次の巻いつでるんだろう。立山編が楽しみだ。そういや、「ヤマノススメ」の14巻も出たんだった。アレの感想も日記にまとめないとな。やっぱ、ほのかちゃんはいいなあと思う。アニメの3期が待ちきれないなあ。OVAも見てみたい。秋クールのアニメだって話だから。ちょうど1年先か。長いなあ。秋クールって言えば、今年の夏クールも終わりだ。なんだかんだで、ナイツアンドマジックと異世界食堂っていう、どっちかと言えばおっさん向けのアニメが好きだった。異世界食堂は浦沢直樹みたいな超実力派漫画家にコミカライズして欲しいと思った。ナイツアンドマジックは、いやあれ、面白かったけど異世界物である必要あったのか。いや、面白かったんだけど。あとアホガールが笑った。肩がこらずに最後まで見れる貴重なアニメだったな。そうだ。プリンセス…の最終回まだ録画してて見て無かった。最終回直前切り、という私の悪い癖が発動しそう。0話切り、1話切り、3話切りは良く聞くが最終回直前切りってのは、今の所、自分以外あまり聞かない。最終回を目前にして、見るのを止めてしまうのだ。だいたい話のテーマが出そろって、オチの予測がついてしまうと、もうエンディングとかどうでも良くなっちゃう。まれにやっちゃう。あ、でもプリンセス…はオチが未だ解らないし、なんか続編?(できるのか?)的な話も出てるみたいなんで最終回も楽しみに見たいと思う。そうそう、今期はやっぱアポクリファも忘れてはいけない。なんだかんだでやっぱりFATE。面白いと思うんだけどね。あれ。モーさんかっこいいし、いろいろネットで話題になってる黒セイバーさんの生きざま、私、結構感動してしまって…、次のクールも続くし楽しみだ。っていうか、この年になってみてるアニメ多すぎだ。登山が趣味になったしちょっとは減ると思ったけど全然だった。そもそもアニメが…あれ、元々、何の話をしてたんだっけ。そうだ、ラーメンだ。いや、ラーメンも、アニメもどうでいいんだよ。そもそも登山の話だった。要は、登山にとってラーメンの麺とスープにあたる物は何かと言う事だ。まず、体を思いっきり動かせて、あとのメシがうまい(私、酒が飲めないもので)。肉体的苦痛をもって、日々の精神的苦痛を忘れる事が出来る。計画通りに目的地に達する事ができた時の達成感。百名山、二百名山、三百名山のピークハントといったコレクション的な要素もある。自然の中にいることで癒される森林浴効果的なヤツ。まあ、現実逃避って言うのも当然ある。山の中で汗かいて、ルートや時間、己の経験値や体力にあれこれ頭を巡らしながら、自然や景観を楽しんでいるうちに、小さな悩み事なんてどうでも良くなってくる単純に日々の煩わしく辛い仕事や人間関係から解放されていく…みたいな感じに、「山と食欲と私」の中でヒロインの鮎美ちゃんは、まとめていたような気がする。しかしどれも麺とスープ足りえるか?と己に問うと、一概にウンとうなづけない物がある。そもそも、登山と言っても私のように、ある程度年をくってから趣味として登山を始めた人と学生時代に山岳部とかに入っててそのまま山岳関係の仕事についた人とは、その理由に大きく違いがあるのではないか。子供の時から何度も行き、今なお職場としている山に休日を使って何度も登っている人はたくさんいる。そういう人たちはどんな考えを持っているだろう。こういう人達が何をモチベーションにして山に登っているかなどい今の私には想像もつかない。思うに、山には人を引き付けてやまない、一種、神がかった、超常的な何かをもった、人を恋する事にも似た、魅力、いや魔力のような物が存在するのではないか。これも鮎美ちゃんの受け売りではあるが、山の魅力って奴は、言葉にしてしまうととたんに色あせてしまう、人の感性の真の部分に語り掛けてきて、どうしても抗いがたく引き寄せられてしまう何か、が山にあるのだろう。そう、本来、言葉と言うものは、宇宙に存在するものを表現しつくすにはあまりに不便すぎる。これは、言葉を言及する仕事である、小説家のような人種でも到底人の心の機微を表現しきれないのを見ても解るだろう。それだけ、言葉、っていうか、人間の表現力が山という世界(もう、こう呼んでしまっても良いのかもしれない)に追い付いていないのだ。…山に存在する人を引き付けて離さない魔力、それが多くの人が山に登る………
………そうだ、今縦走路を歩いてるんだった。
さて、今どの辺りだろうか…
うがあああーーーー!!!!
(↑ちゃぶ台返し
なんなんだよ。こんなくだらない事延々考えてても
全然、終わらないんだよ。この道!
しかもこれだけ色々書いて、結論、言葉に出来ない何か……ってなんだよ!
どさくさに紛れて半分以上、アニメの話してんじゃねーよ。このヲタ!!
以上、鮎美ちゃんが秘密のノートに書いてそうな人生考でした。
そんなアホな妄想にふけっている間…
精神崩壊しそうになりながら塩尾寺に到着
そして宝塚…
後半戦の時間は6時間30分くらい
前回同じコース歩いた時より20分強、早くなってる
タイム重視で休憩を少々短くとったんですがね
猫「せやな」
まあ、この足の痛さを考えると、まだ、全縦走感想までは遠そう
少しは進歩したのだろうか?
もっと、体を絞り込まないと
本日の
歩行距離 30キロ
登った階数336階
歩数44444歩………(←マジです
なんて、縁起のいい歩数なんだ……