午・前・4・時・半!!!
この日私は、ずっと登りたかった伊吹山の麓にいた
本当は前日の土曜日に登りたかったのだけれど…
週間天気予報でその日は、関西の日本海側は午後から天気が崩れる
と……
故に、六甲山にでも登ろうと思ってたのだが…
金曜日の天気予報で日曜の天気が降水確率0%の快晴との予報
これはもう、伊吹山しかないだろうってわけで…
愛車(親の)を駆って前日の夜、家を出発したのだった
もう、とうとう登れるってテンション上がって
せっかくなら、朝一からじっくり登ってやろうって
マイカー登山にしました
そんな急な予定変更ができるのも、ソロ登山の良い所……
ええ。ソロ専門ですとも(涙
さて……
現地に着いたのは午前0時
流石に眠かったので寝ることにしました
富士山の時ほどじゃないけど星が綺麗でした
まだ0時なのに、そこ(近くの道の駅)の駐車場は車がいっぱい
岐阜とか富山とか、そんなナンバーが多かったですね
皆考える事は同じでしょうか…
何気に車中泊したの初めてでしたが……寒かった……
シュラフ買おうかな
上の写真にちらっと写ってるキャンピングカーが快適そう…
べ、別に羨ましくなんかないんだからね!
衝動買いなんてしないんだから!(←これはマジに無理
んなわけで、
予報通りの快晴
近所の民家(民宿?)の駐車場に車を置かせてもらい
いざ百名山の頂へ
ヤマノススメで葵ちゃんに地味だとディスられた
序盤の登山道……
伊吹山に対する作者のコメント「地味な山が多い関西にあって……」
まあ、いいや
前日降った雨のせいか、雪解け水のせいか
なぜか、不自然なほど道がぬかるんでいる
それでいて、この岩の多さ
歩きにくいなーと、思いながらあるく
ああ、この時、もうちょっと警戒しておけば……
二合目を過ぎるとぬかるみは比較的マシになる
そして差し込む朝日……
ヤマザクラ?かな。いい感じ
おお……琵琶湖やん。そしてこの開けた視界
噂通りの大展望。そして…
3合目直前……朝日に浮かび上がる伊吹山
写真じゃ伝わらんけど、凄い絶景なんすよこれ
山の佇まいとしては、今まで見た山で一番好きな感じ
一目惚れって感じでした
ちょっと、意識高い系の写真を撮ってみる
登山道も視界が開けてて良い感じ
頂上直前、朝日を逆光に登山道
こんな感じで岩場とガレ場のコンボが続いて結構歩きにくい
ちょうど富士山がこんな感じでしたね
標高は高く無いですが
登る距離的にも、富士登山の練習にはちょうどいい山なのかも……
と、思ったけど
砂地の道を下山する富士山に比べ、伊吹山はこの岩場をそのまま降りてこなくちゃいけない
難易度的にははるかにこっちの方が高かったです。はい
山頂付近
お、雪だ
そんなわけで、山頂に到着
葵ちゃんのお父さんが地味だと馬鹿にした日本武尊…
やっぱ、ヤマノススメの作者は関西人に何か恨みがあるようです
関西にもファンはおるやでー
えーっと…琵琶湖の反対側だから、岐阜県とかかな?
(↑偏差値低い
ってことは遠くに見えてる冠雪した山は北アルプスか
そして、肝心の琵琶湖側の景色
うーん。あの先端が邪魔で視界が狭い
ちょっと待てよ。あそこまで登山道つづいとるやん
行けるぞあそこ……
そして、そこで私が見たのは…
写真じゃ伝わらんけど、スゲー、大パノラマ!!
これが、関西の百名山たる貫禄!!
っていうか、頂上には結構人がいたのに
なぜか、ここまで来てる人がいない
まさに、絶景一人占め!
頂上に吹く風は冷たかったのですが
本当に気持ちよく百名山を満喫できました
6月くらいからは、お花畑が綺麗だとか
ガチでまた来ようかなあ…
さあ、そんなわけで下山
今回は比叡山に引き続き
スポルティバの試運転で来ていたので
いい練習になりました
まあ、これだけの岩場を下るのは、もう本番並みですけど
スポルティバ「いや、試運転いいましたやん。これガチですやん。勘弁してくださいよ、兄さん」
誰が兄さんやねん……
って感じで、我がスポルティバがエセ関西人キャラになって文句を言ってるのを妄想しつつ……
最後に、その壮麗たる佇まいに別れを告げ、下山……
また来るよと私はその山に手を振った
で、話は終わるはずだったのですが……
一合目を過ぎ、もうすぐ登山口にたどり着けるかって気が緩んだ時……
左足が件のぬかるみに足をとられ、思いっきりスリップ!
それだけならよかったのだが、慣れないスポルティバで変に踏ん張ろうとしたのが
変な形の岩の上、
思いっきり足をグネる…
このまま、踏ん張ったら確実に靭帯を伸ばす……
高校生の時、靭帯をやってしまい2か月松葉づえをついた思い出が走馬灯のように……
最後は、諦めて、両足でぬかるみの中にダイブ!
見る登山パンツが見るも無残な姿に
そして、どうもグネッた足も、歩くには支障はないが少し痛い…
足を引きずるように下山
途中、小さな子供が、我がパンツを指さし
めっちゃ汚れてるー
すると、その母が
やめなさい!指さして
おい、やめろ親子……いろいろ思い出すから
その術は俺に効く……
ドロは登山口にある神社の横で川の水を利用して泥を落とせるように
ブラシとかおいてくれてたので、そこでずぶ濡れになって落とす
が、替えのパンツを持ってなかったので、そのまま車にのって帰宅……
そんなわけで、最後にドジってしまった今回の登山
しばらくは足の様子を見て治療に専念します(でも大丈夫そうなら、すぐにでも登山しそうな私
でも、ほんと、この山にはまたチャレンジしたいっす