すっかり気温も落ちてきた最近。
ってゆうか、もう年末か。
なんか、登山を始めて数年。この「もう年末か」症候群から結構遠ざかってたのです。だらだら過ごしただけで、思い返して何も残っていなければ、時間の流れも早く感じるってのが、この症候群。登山を始めてからは一年一年、本当に色々ありましたから。まあ、充実しとったのですよ。
しかし、今年は…まあ、あまり登山が出来なかったので、きっと、もう年末か…なのです。
ってわけで…。毎年この時期になると、六甲を半山縦走して締めくくってたのですが、今年は、せめてもう一回…、もう一回何かしようと、本当に急に思い立ったこの登山……ってほど、たいした山道はない、なんちちゃって登山遠足です。
室町時代に山名宗全が部下に作らせたのが始まりで、太田垣氏とか赤松氏とかが城主を務めた城です。←ホンマ適当
豊臣秀長も一時城代を務めてたって、城プロで竹田城ちゃんが言ってました。←ちゃんとかつけんなキモイ
その後、江戸幕府の方針で廃城になり、人の手は入らず静かに朽ちてゆき、今では石垣を残すのみとなっています。
現存天主を持つ城と違い、山の上に静かに佇む、遺跡のような静かな情緒と侘び寂びに。日本のマチュピチュなどと呼ばれる所以です。
近年、遺跡となったその跡地が霧に浮かぶ姿が「天空の城」とか呼ばれ、所謂、城ブーム、山城ブームをけん引する存在となった御城ですね。
当然、行くなら「天空の城」その姿を見たかった所なのですが…。
私が目の当たりにした光景↓
うおおーすげえー!わざわざ見に来た甲斐があったぜ!
↑いや、思いっきり文字書いとるし、よう見たらパネルやん。
はい。これは駐車場のある山城の郷インフォメーションセンターにある記念写真用パネルですね。解りにくいのですが、写真は床から貼ってあるので雲の上に立ってるような写真が撮れるのです。
ボッチには関係ありませんが…←
天空の城が出現する条件。
秋から冬にかけて、昼と夜の温度差が大きいそして良く晴れた日の朝。
まず、竹田城跡に入れるのが12月から午前10時から午後2時までってゆう冬季モードに入っている時点で既に時期を逸しています。
まあ、この城を眺められる、向かいの山にある立雲挟という展望台は基本年中24時間入れるんですけどね。(シーズン中は日付が変わるくらいの時間に駐車場が満車になるのですが)
そんな訳で、もう天空の城はいいか。本城が解放されたら、ささっと見て帰ろうと朝起きてから、愛車シエン太を駆って出発……←愛車の名前、それでいいの?
しかし……
これは駐車場からの景色。
この晴天。そして、着くまでの20分前くらいまで、この辺り凄い霧がおおってたのですよ。
最近の季節が少し逆戻りしたような冬らしからぬ気候の中、この日は天空の城を見るにはかなりの好条件だったのです。
そして、ここに着いた時刻は登山道が開く10時少し前。時すでに遅し。
晩出発で立雲峡の方に行っとけば良かった
orz……
もう、本当に、なんなんだ、この今年の俺のヒキの悪さ。
↑答、決断力と行動力不足。
まあ、それもこれも俺っぽくて良いか…と、ため息の中
10時になったので登山道を登り始めます。
看板に、だいたい40分くらいと書いてましたが、こっからタクシーを使えば城まで20分くらいの所まで登ってくれるらしい
ま、私はこれでも一端の登山者←え?
タクシー使わず歩いて行きます
登山道と書きましたが、御覧のようにアスファルトで舗装された道、サクサクと歩けてー
登り始めるとすぐに城跡が見えてきます。
駅のある所謂表側から登る登山道もあるのですが…冬季はアスファルトで舗装された裏側からしか登ってはいけない事になってます。ま、積雪を警戒しての事ですが、御覧のように積雪はまだまだ。
ま、そんなこんなで、登山に慣れてる人間ならどうと言う事も無い道、コースタイム40分でしたが、20分弱でもう御城です。結構全力で歩いたんで、少し汗をかきました。まあ、良い運動になりましたよ。
子供連れの家族もたくさんいたし、犬の散歩しながら登ってる人もいました。
大人500円の見学料を払い…中へ…
おう…廃墟やな。紅葉も雪も桜も無いけど(もちろん雲海も)この侘び寂びした感じこそ、この城の真骨頂やと思うのです。←若干、負け惜しみ。
北千畳。城もいいし、景色もいい。何より、シーズンオフだから人もそんなに多くない(一つだけ中国系っぽい団体さんがいましたが)本当は、あまり観光客が押し寄せたりせず静かな穴場スポットとして在った場所なんでしょうね。
本丸↑に移動する。
↑ちゃんと柵の内から撮ってますよ。
高くなったので景色が一段と良くなります。そして…
この本丸から見下ろす南千畳…。これが色んな観光雑誌やHPに載ってる、マチュピチュたる景色ですね。
雲海は皆さんの想像で補完しておいて下さい。
南千畳へ移動。こっから見る本丸がなかなか素敵
って訳で、そんなに広い城でも無いのでこれで下山します。
見ての通り、雲が少しづつ多くなってます。この日は午後から雨の天気だったので…案の定、帰りの高速は結構雨でした。ゴメン、シエン太、泥だらけ。
そんな訳で、駐車場まで戻り…
100名城スタンプ…手帳とか持ってないからメモ用紙に押した。ちょっと集めてみようかな?とか、思う。絶対コンプは無理やけど。
さて帰る……
のですが、その前に……
向かい側の立雲峡まで来ちゃいました。一番高い位置にある第一展望台より。
雲海は皆さんの想像で…←いや、もうええっちゅうねん
手前の山の上にあるのが、さっきまでいた竹田城です。もう天気もすっかり悪くなったのであれなんですが…。
既に人は殆どいなかった。もしかしたら朝は雲海が見れてた可能性が高いからもっと賑わってたかもな。
それでもわざわざ、ここまで来たのには訳があります。
当然、次は来年、天空の城を最高の条件下で見に来ます。そのための下見です。
まずは立雲狭の駐車場まで夜道を車で走って大丈夫か?
これは大丈夫でした。場所はインター降りてから近いし、道もちゃんと片側一車線の両通で舗装された道でした。
そして登山道…、天気が悪くなってきてで少し急いで登ったので、若干息が切れましたが、普通に登山やってる人間ならば問題なく登れる程度の道…上まで20分弱(公称は30分でした)
そしてこの立雲狭は24時間365日いつでも開いているらしい(登山協力金200円は、受付が開いてなかったらポストに入れてね)。
よし、これで大丈夫だ。いつでも来れる。
そんな訳で帰り道の途につきます。
よふど温泉に寄って、お湯とサウナで少し温まる。(整うの境地に未だ至らず。)
一時間弱の登山とはいえ、2本続けてやったんで結構足が疲れてて、温泉が気持ちよかったです。はい。
昼が未だだったので、温泉の食堂でこの日のおススメ、肉じゃが定食を食べる。
地味なんですが、お米とか近所の農家さんの物(多分だけど野菜とかこんにゃくも)
で予想よりもかなり、美味しかったです。銭湯についてる食堂にしては800円とお値段も随分良心的。
そんなわけで、大人の遠足を満喫し神戸に帰りました。
さて、こっから下は城プロの話なんで、興味の無い人は読み飛ばし可能
↑ほぼ全員だろ?
上の立雲狭の写真でも解るように、竹田城はこのトラが臥してるように見える虎臥山に建っているので虎臥城(とらふすじょう、もしくはコガジョウ)という別名もあり、城プロでも、竹田城の妹として虎臥城が実装されています。レア度はお姉ちゃんの星6をしのぐ最高レアの星7。
この虎臥城ちゃんの方は、実装時にたまたま引いたガチャで引き当てたのですが、お姉ちゃんの方はレア度が一つ下にも関わらずずっと持ってなかったのですよ。さらにお姉ちゃんは山属性の法術使い。かのチート計略持ち、レア度星5で比較的簡単に手に入る岩殿山城さんと被っているので、率先してチケットや仙狐珠で交換…って感じにはならなかったのです。
しかし、少し前にあった、無料200連ガチャプレゼントキャンペーンで(そんな名じゃなかったか)偶然にもこの竹田城を引き当てて、ようやく我が所領にも姉妹が揃ったわけです。
で、妹の方もとてもかわいいのですが、引き当ててみたお姉ちゃんのほうがなかなか個人的にツボに入る可愛さだったので…
まあ、この度実際に行ってみようって気になったわけです
↑うん。キモイ。
そして……。偶然にも、この日、夜にあった御城プロジェクト:REの公式生放送…。発表されてしまいました。
次の正月で竹田城さんの正月晴れ着バージョンが実装されるのです!!本当に偶然にも…。(殿達の注目は同時に実装される柳川城さんの正月版に全部持ってかれてましたから、地味な扱いでしたけど)
まあ、これもご縁(←錯覚)だし、ほんと嬉しい……のですが、
正月ガチャように石は貯めるつもりでしたし、高レアと交換可能な仙弧珠も300個はあるのですが…。さらに同時に発表されてた伊達政宗と思われる真武神の為に石も珠も使いたい……。悩み所です。←知らんがな
まあ、そんなこんなで本日はここまでです。