やまねこ登山録               ~人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後~

仕事(ブラック)にもプライベート(独身ボッチ)にも負けず…登山素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記。まだ見ぬ絶景とネコを求めて、関西を中心にふらふらといろんな所へ行っています

北アルプス テン泊記 第4章 ~台 風 襲 来~

f:id:adera:20181014082915j:plain

f:id:adera:20181014082930j:plain

f:id:adera:20181014083005j:plain

f:id:adera:20181014083012j:plain

涸沢カール…カールとは氷河で削られたすり鉢状の地形…だったか…

いつ来てもスケールがデカくてヤバイ所に来たって思う。

 

 

前回来たときは未だ、雪が残ってたよな。

f:id:adera:20170731223454j:plain

去年の夏山時期に来た涸沢カール↑

 

adera.hatenablog.com

 

f:id:adera:20181014083005j:plain

 

それにしても…

おお!大いなる穂高よ…ここまで来たのに、あなたは未だ私に姿すら見せてくれないのか……

 

 

と、バカな事をしているうちに、なんか、雨がちらついてきやがった。

台風が気になる所だが、小屋で天気が回復に向かってると小耳にはさんだし…

↑ホンマか?

f:id:adera:20181014085646j:plain

昼過ぎにはもう、こんなにテントが…涸沢ヒュッテから撮った写真。

奥に見えるのは涸沢小屋ですね。

この人ら、皆、今晩、ここで越すつもりやで。大丈夫やろ。

↑フラグが酷え……

 

しかし、雨が降ってきたため、あまり外にいる訳にもいかん。

今日は、テントで大人しくしとくか…

 

そんなわけで、この日は、午後からテントにこもり詰読…俺ガイル12巻を読破…

 

 ↑おまえ、岳人の聖地で何やっとんねん。しかも12巻、未だ読んで無かったのかい!

 

いや、すっかり忘れてて…次の最終巻2巻同時発売が近いという情報を…

↑いや、世界一どうでもいい。

 

12巻は、そうですね。もう由比ヶ浜ちゃんが健気で…

↑いや、感想とかどうでもええわ!はよ、キャンプの話の続きやれや!

 

 

はい…そうこうしているうちに、辺りが暗くなってきました。

小雨ぱらつく程度ですが、雨なんで、ステラリッジの狭い前室で調理。暗くなる前に夕食タイムにしましょう。

↑お、あれだけ、山と食欲~、言っとったんやから、さぞ豪勢な山食を用意したんやな………

 

 

f:id:adera:20181014092259j:plain

アルファ米と缶詰だけやないかーい!(もう分かってた)

 

いや、だって、テント泊セット2泊分入れたら、もう荷物が重くって…

↑そのくせ、ウイスキーとつまみを持って来てるのが腹立つ

 

失礼な。昼の残りのコンビニメロンパンも食ったわ!

↑…って、よく見たら、アルファ米ドライカレーやん!お前どんだけ、カレー食うとんねん!

 

そんなわけで、味気ない食事を終了…

これがね。結構辛いんですよ。ここ涸沢は未だレジャー気分のキャンプに来てる人が結構多くって…みんな食事に気合入ってる

みんな、それぞれに調理器具と材料を持ち寄って、ポトフとか、炒め物のとか作ってる。ヒュッテのテラスを通りかかれば、焼肉パーティーとかやってる…

こんな山奥にもパリピがいるのか…←いや、むしろこんな山奥にもボッチが…やな。この場合。

 

さすがに、これだけ味気ない食事をしてると、羨ましく感じる…

ふ。素直に羨ましいと思えるようになっただけ、ただのボッチから成長やな。←黙れ

 

べ、別に羨ましくなんか、無いんだからね!←正しいボッチの反応。

 

そんな食事を終了すると…

なんと、風で吹き飛ばされた雲の隙間から満点の星空。なんか、星空が見れた山行はすくなかったから、今回見れてうれしかった。

(相変わらず写真なし)

↑おい、風って…

 

 

 

で……

 

 

 

楽しいキャンプの話はここまでだ…

←楽しかったか?ラノベ読んで、貧しい食事食っただけやん。

 

 

時間は11時過ぎ

ジムビームの運んでくる、心地よい酔いに任せテントの中で寝袋にくるまってた私は、妙なもの音で目を覚ます。

 

 妙な物音ではない。風がテントに打ち付けられる音だ。

うお…結構、風強くなってきたな…

天気、回復傾向ちゃうの?

f:id:adera:20181014103446j:plain

直前に見た台風進路…いや、長野県とか、もう大丈夫やん。

↑あくまで、平地の天気はな。

 

きっと、今が一番、風が強い時間帯だろう。その内、収まるだろうきっと

↑いや、それフラグやで

 

いや、雨は降って無いし…、今回、風台風やし…

最悪、撤収は後回しにして、小屋に走れば、テント潰れても大丈夫やん…

↑いや、それもフラグやで

 

 

案の定、数分後に尋常じゃないレベルの雨が降ってくる。

当然のごとく、風がさらに強くなってくる…

 

 

あれ?これヤバくね?

この雨の中、テントのポールが折れたり、フライシートが飛ばされたりしたら、もう詰みやん…

↑だから言ってるやろ…

 

そして、風は強くなる一方…

11時半くらいには、何度か、テントの形が変わるんじゃねーか?ってくらいの強風が吹いた…

 

 

 

 

 

 

落ち着け…一先ず、今やる事を整理しろ。

とりあえず…テントが朝までもてば良いが、もし崩壊したり、飛ばされたりすることがあった時は、この雨の中、少し離れた小屋まで走らないとあかん。

とりあえず、靴は履いておこう。そして貴重品をまとめて置いて、荷物も可能な限りザックの中に入れて置く…

 

テントが潰れそうな風が吹いたら、効果があるのか分からんがとりあえず、中から手で押さえる。(ほんまに意味あるのか)

 

雨が少し弱まった隙にフライシートの様子を確認する…

 

その合間、合間で寝る…(寝られるかーい!!)

 

いや、もう深夜を回ると、辺りは完全に嵐…

いつテント倒れてもおかしくない風がゴーゴーと…

 

いや、テントはきちんと固定して張ったんですが、なんせまだ2回目のテント泊

↑おい…

どんな見落としがあるか、分かったものじゃありません。

とにかく、怖くって寝れなくって…

もう、風が吹いたら、ギャー

ポールが動いたら、ギャー…

泣きそうになりながら…

必死にテントを押えていました。

 

……

 

 

 

 

そんなこんなでフラフラになりながら、なんとかテントを押え続け

午前3時ごろ…相変わらず、雨が強くテントを叩きつけてはいたんですが、風がやんだ…

 

た……助かったんか?……

 

 

フライシートが飛ばされていない事を確認したうえで、ようやく、靴を脱ぎ、寝袋にくるまって寝る…

幸い、この日の夜はあまり寒くなかった。それがせめてもの救い。

f:id:adera:20181014115033j:plain

↑この嵐を共に乗り切った勇者たち…一個テントが崩壊したとの話はありましたが、他には大きな被害がなかった模様…まあ、大事にならなくてよかった。

 

だが、3時過ぎればもう起きてくる奴らがいるのが山時間。

f:id:adera:20181014115442j:plain

しばらくしたら、雨もやんだんだけど…

朝早い人達はもう、それぞれに出発準備をしている

朝陽が差し込むころには、うるさくってもうとてもテントで寝られる状態ではない。

(あまり他の登山者とは関わらない山行だったが、隣のテントの山ガール(アラサー)の3人組が夜遅く、そして朝早くからうるさくって…本当にテント場でのマナーって大事だなと思った)

↑その辺、寛容になれないから独身なんやで?

 

 

うるせえ…

 

 

 

結局、ほとんど寝ないまま、もそもそテントから這い出す…

f:id:adera:20181014115827j:plain

f:id:adera:20181014115834j:plain

今日から、天気は良くなるみたいだけど、まだ山の上は雲の中…

 

ああ。穂高よ…あなたはまだ、私の語りに応えてはくれないのか…

↑もう黙れ

 

うーん。少し様子見やな…今日の予定はそれから考えよう。

しかし、あれだけの風の中だったのに、フライシートのフックが一つ外れてただけで、あとは被害無し…

テントってスゲー。

流石、モンベル、ステラリッジ2!←ステマしときます。

 

 

 

……しかし、ひどい夜やった。

皆さんはちゃんと天気予報を見て、しかるべき判断に従ってテント泊してください。

本当に、素人がやったらダメなテント泊でした。本当に反省してます。

 

 

 

しかし、筆者は全く分かっていなかった…。この旅の本当の苦行は実はこの日から始まるのだ…

 

↑え?これよりひどくなるの?

 

 つづく