やまねこ登山録~人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後~

仕事(ブラック)にもプライベート(独身ボッチ)にも負けず…登山素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記。まだ見ぬ絶景とネコを求めて、関西を中心にふらふらといろんな所へ行っています

雪山練習登山 積雪期の六甲山?に初アイゼンで挑む

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いや、六甲山かーい!(タイトル詐欺まがい

 

 

出発の前…

 

雪が少し心配でしたが

昨日今日といつもより気温が少しマシだったし

下から山頂を見上げても雪は見えない

道に少々残ってても大したことは無いだろう……

 

そんな事より

しばらく仕事で忙しかったけど

久々に山に登れる!

もう六甲山で充分

この喜びは、他の何にも代えがたい

(雪のことなんて考えてなかった

さあ、歩くぜ!

 

って、感じで意気揚々と歩き出したんですがね…(いつものフラグ

 

まずは、住吉川のほとりへ…

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今日は、こっからスタートで、ここへ帰ってくる

金どころか、交通機関も使わずに歩くのだ

短めだけど、昼までに帰ってきて

それから土曜日を未だ堪能できる、素敵な登山計画

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あれ?何か道が白い……

まあ、これは霜だから、雪じゃねーし

まだまだ、歩ける…

ほら、今の気温2度だぜ、0度切って無きゃ、氷なんてちゃんと溶けるって

↑標高が100m上がるごとに、気温は約0.6度(諸説あり)下がります

↑参考までに申し上げると、六甲山の標高は931mです

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五助ダム通過

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うーん…なんか、白い…

ここで、焚火台で焚火して、飯食ってる人がいた

ゆるキャン△か?ゆるキャン△なのか?

↑多分違う

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あ、凍ってる…(凍るんじゃねえぞ…

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あ、雪……(これ以上積もるんじゃねえぞ…

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いや、もう、普通にアカンやないかーい!!

 

やっぱ、ある程度上にくると、もう雪が溶けないんですね…

登山者に踏み固められて、アイスバーン化しとる

こりゃ、キツイ…

登りでも、ツルツル滑って危ない場所が何か所かあった

そして

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一軒茶屋を通り過ぎて、最後の上り坂…

たどり着くのに、いつもより2、30分余計にかかっとるな。これ

しかも、この辺に来ると雪に足が埋まって、この道何気に歩きにくくって…

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苦労して、山頂に到着

いつもと、ちょっと違う、雪の積もった山頂です

綺麗…

こういうのもいいですね

 

さて……

問題は、こっからの下りです。

登りでも、あれだけツルツルしたのに、これからは下り…

ぜってー危ない

有馬道の方も見てましたが、そっちも雪まみれ…もう、これ、こっから降りれないんじゃねーの?俺……

 

しかーし!

今日の私は慌てない。今日は、これを持ってきたのだ

 

 軽!アイ!ゼン!

石井スポーツのおじさんに進められるままに買ったヤツです

まさに、これを試運転するなら、今でしょう

下り雪道への恐怖よりも

初めてアイゼンを体験できるワクワクが勝ってる今の私

 

 

何気に、アイゼン使うどころか、こんな雪道を登山するのも初めてなんですがね(↑あぶねーなおい

いや、六甲山程度なら、アイゼンよりもチェーンスパイクの方が良いのは解ってるんですが、将来的に、夏山の雪渓とかを本格的に歩くようになった時の為に、練習しとこうと、こっちを買ったんですよ

いきなり高山で使うよりも六甲とかで練習しとこうと思いまして…

 

そんなわけで、家で練習した通りにアイゼンを装着…

ドキドキしながら、歩きだしてみる…

 

感想……

アイゼンってすごい!

行の登り坂であれだけツルツル滑って危なかった箇所も

全然、滑らない、しかも下りでですよ!

なんで、登りで、使わなかった!俺のバカ

いや、印象でもっとフラフラするのかな?

と思ってたんですが

ちゃんと付けてれば凄い安定する(まあ、六甲山程度ではありますが

文明の利器やなー(←めっさ、物理系やけどな

 

そんなこんなで、3、40分下った所まで、安定な下りを楽しみ

装着を外す

 

うむ。見事な初陣であった!

 

 

って言ってもやっぱ、六甲山じゃあ、雪が無い所とか、岩だらけの所とか、変わるがわる出て来たんでやっぱ、アイゼンの刃への負担が気になりました

使い所は選ばなあかんし、やっぱ、チェーンスパイクもいるんかなー?

 

そんなこんなで、新しい登山ギアの使用経験を果たし

夏の雪渓や、冬の低山へ強い自信のついた山行になりました

寒い内に、どっか雪の低山へ行こうかなー

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