人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後

人生詰んでるぼっちが、素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記

立山縦走記4 山小屋にて

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山小屋から、のんびりと長野県側を見る…

なぜなら、室堂側は霧で隠れてたから

誰かが言ってたが

午前中にはスカッとはれても、午後になったらガスってきて、雨が降ってくるのが夏の終わりから秋にかけての山の天気だとか…

 

 

で、山小屋にチェックインする

崖を岩に捕まりながら降りて来たせいで、手がまだプルプル震えてる…

多分気付かれたな

素人だと

部屋はなんと一人部屋

さすがは、9月の平日

(いや、もう日付隠さんでも…)

今日は広々と寝られるやで

でも、なんか、山小屋で一人ってなんか心細いって思ってしまう

生粋のチキンハート

 

で、

昼をまだ食べて無かった事を思い出し

小屋でどん兵衛を買って食べる…

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買ったらお湯を入れて渡してくれる

(値段はお察しアレ)

腹減ってたし、風も冷たくなってきたから、美味い…

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いや、こんな絶景を見ながら食べるどん兵衛

こんなに美味いどん兵衛を俺は未だかつて食った事が無い

 

山小屋の一人部屋

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わー、カロリーメイトの袋がパンパンに膨らんでるー

さすがは標高2500mだー

わー

わー

わー………

 

 

暇です……

 

 

夕食は18時からだそうで、どん兵衛食って、

身支度を整えたら、する事が無くなった

 

で、ここで考えなくてはいけないのが、明日の登山です

 

危険を承知で朝4時ごろ山小屋を出て、真っ暗な中、さっきの崖路をのぼるか…

明るくなるまで待つか…

 

今日の登山で体力を相当使ったし、なんか、手と足が痛い…

普通なら、どう考えても撤退が正解…

だが、どうしても、ご来光登山となると、あの富士山でみた朝日の感動が思い出される

もう一度、あんな体験ができるなら……

と危険な誘惑が止まらない

天気もまあ、良さそう。縦走するなら、早めに山小屋を出るに越した事は無い…

なんか、夜行登山をしない理由を探しても、なかなか見つからない

マイナス方向にウジウジと考える、相変わらずの俺

 

 

いつもながら情けない

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霧が晴れて、室堂側が雲海になってる

なんとも幻想的だ…

しかし、雲の量が増えて来た…

こりゃ、明日の朝は(以下略

 

 

ずっと悩みが止まらないまま

夕食が終わる(あ、とってもおいしかったです。はい

 

しかし……その後……

何気に外に出てみると…

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室堂の背景に、沈む夕焼け(太陽は見えなかったんだけど…

写真じゃ、あの燃えるような赤がでない…

実際はもっと全体的にさー。こーさー…とにかくすごかったんですよ

 

山小屋でまだ食事をしている登山客の皆さんにも伝えようとするが

見ず知らずの人に声をかける勇気がなく…(ボッチ乙

暗くなるまで、一人、ずっと見つめる

 

 

あー、やっぱ泊まりだよなー。小屋泊はコーじゃねーと

(いや、穂高は楽しかったんですよ。ほんとに)

 

 

考えていたのは、富士山で見たあのご来光…

もちろん、雲がほとんど無かったあの時の朝日とは別なんだけど…

 

たまに思い出す…凄い景色だった。それは間違いない

でも、今、見る事が出来るのは、スマホで撮った写真だけ

実際に目で見たアレとは完全な別物

 

そう、この夕日を見た瞬間に、完全に思い出した

あの時、見た太陽の赤さ、空気の輝き、世界の眩しさ…

視覚だけじゃなく、五感全部で感じた感動…

あれだけ衝撃を受けた体験だったのに、忘れていくものなんだなーと

たった一年しか経ってない今でも思う

 

夕日が沈んであたりが完全に暗くなったころ

ようやく、午後一杯使ってウジウジ悩んでいた

このヘタレの決意もようやく固まったようだ

 

1.じっくり時間を使い、天候を確認しルートを慎重に確保しながら進む

2.道を見失ったり、ルートに不安を感じたら、下手に動かず足場の確保できる場所で明るくなるまで待機

3.怪我その他、体に何か異常を感じたら、すぐに登るのを止め、明るくなるまで、その場で待機

4.時間がかかってご来光の時間に遅れそうになったら、素直に諦める。絶対に慌てて登ったりはしない

 

以上、4つを絶対に守る

これを胸に夜行登山の準備を始めた

 

※無事、帰ってきた今、思い返しても、こういう自分の実力では不安を感じるって時は、絶対に止めるのが正解だったと反省しています。本当にケガして動けなくなって救助隊…とかなったらと思うと、今でもこの時の自分を殴りつけたくなります。せめて、誰か上級者と一緒に行く…じゃないと絶対危ないですよね。少なくとも、これを読んでマネしようとは絶対に思わないでください。