やってきました上高地!
そんな訳で、先週平日を3日使い…
登ってきたのですよ。北アのとある山へ
で、もうタイトルで半分ネタバレしとるのですが
天気があまり良くなかったのです(涙
上の河童橋から見える通りなのですよ
でも、先週ずっと台風が太平洋にじっとしていた事を考えると
まあ、よく無事に帰ってこれたな…と
普通に、上高地にすら来れるか不安でしたよ
ごらんのようにまったく青空が無いわけではない
多分、愛宕さんにお願いしたおかげなのでしょう
そんな訳で、簡単にまとめを…
何人かで登ったうえ、天候のせいか人もあまりいなかったため、
特定を避けるため、記事はあっさり目に書きますね
では、私は、どの山に登ったのか…
はたして、登頂はかなったのか…
1.山と呼ぶにはあまりに巨大
関西から5時間以上の時間をかけてたどり着いた上高地…
しかし、天気は上の通り、天気予報もずっと安定しない
最悪、登山断念もありえる。そんな感じで一日目スタート
お、焼岳だ
上高地から見える山々
当たり前だけど、どこを見ても山ばかり
まさに、その姿、山ではない巨大な何かです
しかし天気が良かったらなあ…
梓川の水とかホント、キレイ
流石は日本を代表する観光地
2.登山スタート
まだまだ木が多い。一日目の登山道
っていうか、涼しいって聞いてたのに、歩いてたら滅茶苦茶蒸し暑い
こんなに暑いのに、雪渓は例年よりはるかにたくさん残ってるっていうから不思議
たまに山から雪渓を駆け下りて来た風が吹いてくる。これが冷たくて気持ちいいのがせめてもの救い
彼方に上高地が見えてくると
一日目の山小屋に到着
まあ、見る人が見れば、もうどの山に登るつもりか解っちゃったかな
3.これが至福…
一日目の山小屋から、次の日の朝くらいまで、少し天気が持ち直しました
山小屋のテラスより、夕暮れに沈む上高地を眺めながらコーヒーを飲む…
(実は酒が苦手…
なんと、至福な時か…
目的地がこんなに近い…
で、次に日の朝…
なんとか、登ってみるかって事に
まだ天気は良かった
4.いざ山頂へ (レアモンスター発見)
朝日が昇るにつれ、色を成してくる山肌…
そして↓が、この旅のベストショットかな
この天気のまま頂上に行きたかったな
以降ずっとこんな感じでした
本当なら、見事な岩の稜線が見えるはずだったのに…(涙
この中に一羽、ライチョウがいる
分かりにくい人はこちら
いや、これでも解り辛いよ
ライチョウってのは名前のごとく、天気が悪い時に出てくる鳥らしい
まあ、ワリには合わないけど、良いモノ見れました
天気の事ばかり書いてきましたがコースもご覧のような岩稜…
踏み外せば、まさに、真っ逆さま
険しいハシゴ、鎖の連続で一部の気も抜けません
かなりの健脚者向けのコースです
私のようなド素人が行くには、結構なチャレンジでした。
前日の疲れも相まって、そして展望が開けない精神的辛さもあって容赦なく疲労が蓄積します
しかし…
着いた!
景色は全くですが、なんとか天気はもちました!ほんまラッキー
御覧のとおり、登ってきた山は
日本百名山の一座、日本の標高第3位タイ、標高3190m…
奥 穂 高 岳!!!
登れたことは本当に満足です
それだけ登りがいのあるコースでした
それも、重太郎新道から吊尾根つたいに登るっていう
結構な難関コース、それを、こ天気の悪い日に…
(↑山好きの人が効いたら「お前!北アデビューちゃうんか!、死ぬ気か!」って怒るくらいひどい道)
本当に危ないですからね。もし行く人は、今回の私のように経験者と一緒に登ってください
5.さらば北アルプス
でもねえ、地獄はこっから…
雨が降ってきた中を二日目は
冗談でなく、こんなガケを降りて、この日の山小屋へ
3日目はと言うと、
さらにひどい雨…
絶望の中ザイテングラードっていう岩の難所を下る…
もう踏んだり蹴ったり…ほんと、これなんて苦行だよ…と、泣きそうになりながら思っていた先
休憩中、この一瞬、雨がやみ、姿を現した圧巻の涸沢カール
かなりの感動でした。本当にこれが見れてやっと来た甲斐があったなって思いましたよ
「てめえには、まだ早い山だったな、でも絶対また来るんだぜ?」
と、山の神様(ワイルド)が語りかけてきてくれてるような瞬間でした
5.総括
いや、天気は残念だったんですけどね
本当に修行になったし勉強になりましたよ
ほんと、ここより難関なコースってあと、日本に数えるくらいしかないんじゃないかな?(ちょっとおおげさ?
いろんな人の登山スタイルも見れたしスキルがガンと上がった気がします
なにより私の登山履歴にようやく、人に自慢できる山が書けました
満足の行く旅だったんじゃないかなと
さて、次はどこに行こう…まずはテント泊を覚えて…行動範囲を広げて…
夢も膨らみますが、まずは北アルプスリベンジプランを練るべきかな
さあ、頑張るぞー!