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人生詰んでる人が富士山頂上を目指すだけの話のその後

人生詰んでるぼっちが、素人ながら富士山に登り終え、その後の登山日記

本編 富士登山記8  最終章へ その2

富士登山記 登ってみた

山頂でご来光待ちの途中

やっぱり、寒い

 

また、帰りたくなる

もう、下山した方が楽なんじゃないか?

って、何度も心の中で自分が問いかけてくるのを感じる

 

人生でこういう選択肢があった時、いつも

逃げるを選んでいたように思う

 

最後に夢から逃げたのはいつの事だったか

夢を追いかける事を言い訳に

現実から逃げてた自分に気がついて‥

とかそんな感じだったかな?

結局逃げは逃げ

 

もう、その事はあきらめている

少なくとも人生をやり直そうなんて思っていないし

人生頑張ってこなかったのが罪って言うなら

こうして、罰のようなものも受けている

 

問題はこれからだ

一体、何すりゃいいんだろう?

このまま、今の仕事でいいのか?

オタクと併用しながら、登山を楽しみながら、

一人ぼっちでも、

いろいろ虐げられるブラック企業でも

多分、それなりに成果はある。だせる

それなりに楽しい

死ぬまでは生きていけるだろう

 

だけど…

 

助けは求めない、

そんな仲間も、求める資格もない

 

ただ…

 

道標が欲しい

 

ずっと、そんな事考えながらのこの3か月、

富士登山の挑戦だったような気がする

山小屋での夜も

夜の登山道でも

 

 

この登山が成功でも失敗でも

その答は出ないだろう

そんな考えで3か月も山に登り続けたんじゃない

きっと、答えはずっと出ない

 

でも……

 

この登山が俺の人生の縮図だってのなら

何か…何か得るものがあってもいいじゃないか

本当にその程度の、それが……

この登山の目的だったのかもしれない

 

あー、恥ずかしい……

いい年して、中二絶好調ポエムだった

黒歴史黒歴史

(←じゃあ、書くな)

 

 

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空が明るくなってきた

少しだが気温も上がってきたようだ

 

いつの間にか、登ってきた人たちで山頂は埋め尽くされている

みんな、同じ方向を向き

それぞれに疲れや眠気や

あるいはその人生を抱え、その時を待っている

天気は快晴。いつの間にか、月も星も見えなくなっている

少しの雲はあるが、これくらいならむしろ、いい味のある日の出になるだろう

 

そして……

 

 

 

 

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その時は静かに…

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形容の言葉など、到底持たない

 

私の写真じゃ、その美しさの1000分の1も伝わらない

いや、どのガイドブックに載っていた写真も到底、それを表現しきれていなかった

 

見たことのない眩しさにに山頂が…

いや、世界中が包まれていた

まさにゴールドファイヤー……(←ネタに走るな!)

 

 

生まれて初めて見る景色だが

間違いない、これを見る為の旅だったんだ

この3ヶ月、登りまくった色んな山道はみんなココに続いていた

そう、みんなここへ

 

 

景色が落ち着くと、その場を逃げるように去り

お鉢巡りへ…

まだ、展望付近にとどまっている人たちを背中に一人

歩き出した

自然に涙が出てくる、

理屈とか抜きに、ただ、ただ、美しさに感動した

そんな涙があるなんて知らなかった

 

 

 

 

いいんだよな

俺の人生、ずっと迷い道だろうけど

止まるか進むのか?どこに向かうのか?

それすらわからないんだけど

そんなどうしようもない人生なんだけど

たぶん……

 

 

つづく